「伊佐美ーどーかしたのか?…今日は逃げないのか?」

俺はそんな伊佐美の気持ちなんて知らないから、平気でいつもみたいに近寄って気づいたら唇まで後30センチまで来てた

だって 伊佐美、

逃げねぇんだもん


「……わっ!?近いっ!!」

ドンッ!!ガダッ!

「…っー痛…」

「あ、ごめん、大丈夫?」

思いっきり伊佐美に突き飛ばされた

痛いっつーの!!

大丈夫?って無表情で言うことじゃないから!俺、近くの机に太もも思いっきりぶつけた。