「別に…気になるだけ~」

「好きなんだ♪」



「赤石さあ~彼女居るから」


うわー
ちょっと…
いきなり
失恋か…

「那緒??」

「へッッ!?」

「なんか目が死んでるしッッ(笑)」

「はあ!?」

「目が死んでるとか(笑)」

美幸の一言。
その言葉は
当たってた



「んぢゃカラオケ行っちゃいますか♪」

6人で
ぞろぞろ…

私だけ
魂が抜けたように
死んでた。(笑)



「あー!!担任ムカつく~!!」

美幸のバカでかい声が
耳に響く。

ツンツン


「??」

「ちょっと話あるんだ…」

赤石に呼ばれた
那緒は外まで呼ばれて
行った。

それを
ガン見してた
峻摩がいた。





「話って?」

「あのさあ…美幸チャンから聞いたんだ…俺のコト…好きなの?」

みーゆーきー!!
ムカつく!!
あいつ…

「まぁ…うん…」

「だったら…付き合わねえ?」




「ええ!?」