「あ、でも契約って言っても

社内恋愛だし隠してはいるけど

別に普通の関係だよ?」


慌てて言い訳みたいになってる。

「契約彼女って…。

あいつまだ立ち直ってないのか?」

嫌な予感が胸をよぎる。


「ねぇ、ケイスケに昔何があったの?

トウヤお願い、教えて…。」

「今夜俺が言うことは過去の話だから

そんな話として聞いてね。」

ぽつりぽつりと話し始めた。