自分から離れたのに……


「ああ!!もうっ!!」




気晴らしにミルクティーでも買いに行こう。



私はコートを着て、財布を持ってから鍵を開けた。



ドアノブを掴んで目を閉じる。




まさか、いるわけない。



有り得ない。




学校に行ったに決まってる。



変な期待は……



持たない。




私は、ゆっくりとドアを開けた。