いつの間にか季節が冬の半ば
冷たい風邪が唸りをあげながら
僕の耳に怒鳴っている

少し広くなった部屋は
去年よりも寒くて
君の居ない冬
僕一人で過ごせるだろうか?

右手のポケットも冷たく
僕と同じ