「愛実。きたよ」


そういって棺桶に入っている愛実をみつめた。


とっても。綺麗だった。

「きっと一哉くんのおかげでこうやって綺麗な顔で
逝けるんだわ」


「お母さん。俺は、俺は愛実さんが大好きです。」

「ふふっ。ありがとう」


「愛実・・・?俺も世界で一番好きだよ」

・・・なんとなく、微笑んだ気がした。
きっと、きっとまた出会えるよ。

それまで空の下でまってるよ。




   俺達は運命の中で出会ったんだから__





終わり