お別れを告げる時は…あっという間の時間だった…




圭吾の過ごしてきた時間…




日数を数えたら、長い間だったかもしれないけど…



けど…別れなんて一瞬だった…あの楽しかった思い出が、全部本当の過去になって…



別れが正しかったのかなんて…







ううん…正しかった…




そう思わなきゃ…自分が自分でなくなってしまいそうで…



笑えなくなりそうで…



圭吾が夢を叶えた時…私は側にいることができないのが…



辛くて切なくて…



私は家までの道を泣きながら歩いて帰った…










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