洋菓子屋の裏口がある路地の壁になんかかり…私は圭吾を待った… 何時間たったのかな… あたりはすっかり暗くなってしまって… 雨はだいぶ小雨になってきた… ガチャ! 裏口のドアが開いた… なぜか私はとっさにドアの後ろに隠れてしまった… 「雨、だいぶ止んだな。家まで送ってくわ」 圭吾の声がした… 「うん!ありがとう」 この声きっと圭吾の幼なじみの桜ちゃんだよね… -