洋菓子屋まで私は走った。 まだ最初…運動音痴だった私は……自転車に毎日乗っていたおかげで…体力がだいぶついた… 雨は強くて…… 傘を持っていない私は… 洋菓子屋に着くまでに本当にびしょびしょになってしまった… 無我夢中って…こういうことをいうのかな…… 洋菓子屋の中にはこんな格好で入れないし… 待ってよっかな… いいのかな…私…圭吾のこと待ってていいのかな… 私は、洋菓子屋さんの裏口で圭吾を待つことにした… -