私は、また歩き始めた。
帰る場所なんて決めてないのに…どこに行けばいいのか…わからないのに……
「きゃっっつ!!!!!!!!」
いつもだったら絶対に引っかかっらないはずの段差で転けそうになってしまった……
ぼーっとしちゃってるからかな…
そんな時だった……
愛おしい人の声が聞こえた…
『雪乃!!!何やってんだ!』
必死な声で…
「何やってんだよ……」
私の目の前で、息を荒らしているのは……紛れもない…私の大好きな人だった…
-
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…