「すみません。
 宮島蒼さんはここに入院
 してますか??」

「えー。
 はい。」

「じゃあ、部屋はどこですか?」

「B-3です。
 そこの角を曲がってすぐ右の階段を
 上がった所の並びにありますよ。」

「ありがとうございます。」


言われたとおりに行くとすぐ近く
にあった。



ガラッ。


数回ノックをしてから中に入ると…


ベッドに横たわった蒼がいた。


ドアとは反対の窓際を向いてるから
背中しか見えてないけど。