「蒼…」


ケータイ眺めてる時間ばっかりだ…


ー♪♪ー♪♪ー

ケータイの着信音。

でも、蒼の着信音じゃない。

「ん…。
 柚子?」

どしたんだろ?



「もしもし、柚子?」

「…」

「柚子??」

「そ、空…」

「どしたの!?泣いてんの!?」

「うっうっ。。」

「分かった。とりあえず
 柚子のトコ行くから!
 今どこ?」

「土手…」

「分かった!行くから、待っててよ!」

「ぅん…」


あたしは急いで着替えて
土手にむかった。