ふと、近くの砂浜の公園でバスケをしてる子達が目に入った。

1人の子が投げたボールが、こっちに転がってきた。


「はいっ。」

そのボールを転がしてふと思った。


「ねぇ、なんで蒼はバスケしなくなったの?」

「それは。。。」


蒼は、この話になると少し反応する。

いつも冷静だけど、それが崩れる。


「ずっと気になってたんだ。」

「そっか。。」

「なんで?」

「・・・」