バンッ!!!!!!!!!!!


勢いよく、ドアが開いた。


そうだ、ここ、屋上だった。


「宮島。」


「空に何やってんだよ?」

汗がうっすらにじんでる。


「探してくれたの?」

「あぁ。」


「俺を無視すんな。」

「勝手に連れて行くなよ。」


それにしても、かなり息切れしてる。

バスケしてたのに、あんなに息切れするか?

今にも倒れそう。


「早く、空・・・。」

手招きしてる。