「ィャ・・・。」


吹きすさぶ風が、心地よいはずなのに。。。

すごくあたしを震え上がらせる。


「宮島が来てほしいって思ってるんだろ?」


小太りな体がゆれてる。


「調子のんなよ。」

あたしはキレる寸前まで来てた。


「は?」

「だーかーら、調子のんなって言ってんだよ。」

「空ちゃん?」

「自分かっこいいとでも思ってんの?」

「え、あの・・・」


あたしが立ち上がった時。