教室に戻ったあたしは、席に着いた。


「大丈夫か?」

近くの席の雪也が話しかけてくれた。

「うん。。」


こんな時、蒼のぬくもりが欲しい。

あたしは蒼に、大事に思ってもらえてるんだ。って。

島川なんかには取られない。なんて言ってくれたら。。。


妄想に浸ってるあたしを見て、雪也がクスッと笑った。


「妄想できるなら、もう立ち直ったか?」

「少しだけ。。」

今日は、一緒に帰れるんだしね☆


クラスが離れたから、全然会えないしさ。。。