君は
窓から遠くを
眺めてました。


真っ直ぐ遠くを
眺めてました。


その瞳はいつもの
明るくて
面白くて
みんなの
中心にいるような
君とは違いました。

その瞳には
本当の
君の優しさと
君の真剣さと
君の苦しみが
見えました。


その姿は
とてもとても
綺麗で。


私には
こんなに近いのに
遠いような気が
しました。



その時に
君がそばにいて
一番安らげると
思える人になりたいと
思いました。