「お前等には沢山助けてもらった。沢山迷惑も掛けた。辛い時もお前等が居てくれたからここまで頑張ってこれた。うちはお前等を誇りに思う。これから先の人生、何があってもお前等を思出だし前向きに進めると思う。笑う時も怒る時も泣く時もすべてお前等と一緒だった。この時間、この瞬間を一生忘れない!未熟な総長だったけど、こんなうちに最後まで着いて来てくれて本当にありがとう!!これからもお前等はうちの仲間だからな!」
堪えきれない涙を流して話したと思う。
今までの出来事を思い出し・・・
暴走族。
響きは悪いかもしれない。
でも。私達は胸張って言える。
喧嘩だって他から見れば最低な事かもしれない。
人が人を傷つけるのだから・・・
でもこの拳を使うのは守る為。
それは自分かもしれない。
仲間の為かもしれない。
大事なモノを守る為に、私達は今まで戦った。
これは何事にも変えられない名誉の負傷。
体に傷が残っても、心に傷が残っても。
その時の大事なモノを守ったのだから・・・