榊さん、いい人だなっ



「それでっ!お話、あるんじゃ
 ないですか??」

「ぁ、そう!向日葵ちゃんは
 ここは知っての通り。
 不良校って有名だけど
 気をつけてね!

 女の子も少ないんだよな…
 ごめんね」
 


「ぁ、平気じゃないけど…
 頑張ります…」


「そっか!大丈夫だよ!!
 守ってくれると思うから!」
 


 …誰が???
 って思ったけど
 聞かないことにした。




「まぁ一応、女のコの居るクラス
 にしといたよ。

 1人しか居ないけどねー…


 クラスの人数は
 向日葵ちゃん含め、44人!」



 きゃー…
 42人は男の子!?

 ありえない…
  


「我が息子☆祐介ちゃんも居るから!
 安心したまえ♪」 
 


 あたしをまた撫でてくれたけど。



 正直すっごい不安だよ…



「じゃっ☆お迎え来て貰おうか!

 うーんと…倖也!!」



 え?ユキナリ??