私は家に帰ってからもあの言葉が頭から離れなかった。
それから付き合って二ヶ月が経っていた。
「なぁ、今日俺んち来る？」
「いいの？」
「あぁ」
そして私達はこんな会話をして優の家に行くことにした。
この会話を聞いてた理紗は、何やらニヤニヤして言った。
「そろそろかもね」
んっ？何が？
「先輩の家に行くってことは・・・」
てことは・・・？
「襲われちゃうかも！？キャー」
理紗はそんなことを言って舞もいよいよかなどと、ぶつぶつ言いながらはしゃいでいる。
その時学校の鐘がなった。
キーンコーンカーンコーン
「ってことで報告よろしく！」
と言って理紗は、自分の席に戻っていった。
