「じゃ… まずは手かな」
そう言って手を伸ばす
「…… はっ変なやつ性格よりも結局顔が良いって訳だ」

「別にお前の顔何てどうでもいい お前が相手なら良心もいたまない」
ピ…ト←二人の指が触った音
「 っめてっちょっ…お前の手っ…ホントに雪女かよっ」

「うるさいな冷え性何だよ それより良いところ何だから続けなさい」
「はぁ」

「指先だけじゃなくて… もっと… 手の… 中まで…
…… 『彼の…手の温かさが…だんだんと伝わってくる…』
性格は冷たいのに手は暖かいんだな」
「オイッもういいだろっ」
そう言って離そうとしたら雪菜がまた時雨の手を取った
「ダメ 同じ体温になるまで繋いでる『手のひらも…指先も…あなたの熱であつくて…ジンジンする』」