「ごめん。ありがとぅ…///」

「気をつけろよ。」


ただ里緒を支えただけなのに、里緒は赤面していた。





教室に戻るために階段を上っていると、またもや3組からだけ騒ぎ声が聞こえて来る。


どうせさっき俺に聞いたことを沙夏に問い詰めているんだろう。



あまり攻めすぎんなよ…
沙夏泣くかも知れねぇぞ…
ほら、やっぱり泣いた。


泣き止ませるのめんどくせぇ。
俺知らねぇ。