「2つあるから、5等分ずつ切ってお皿にのせてて。」
「はい。」

5等分って難しいよね…。まっ、やってみますか。




「ありがと。3人も間もなく上がってくるから、テーブルに並べて置こっか。」

「はい。」



そうこうしているうちに、皆が集まった。

「ママ、ミルク…。」

「ごめん奏太。ミルク今ないんだ…。牛乳でもいい?」

「甘くしてくれる?」

「うん。」

「なら、牛乳で我慢する。」

「ありがと。結衣さん、牛乳貰います。」

「はいよ。」


明日出かける前に、スティックのミルク買って来ないとな…。




「はい、奏太。」

「ありがと。」

「あっ、弘樹クンも飲む?」

「うん。」

「はい、どーぞ。」

「ありがと。」