俊吾に荷物を頼んでリビングに行くと、奏太クンはお父さんの膝の上に座っていた。

「ママ~!!」
こっちに駆けて来た。ママって私の事だよね?お母さん達が教えてくれたんだ。

「うん?どうした?」

「僕のママになってくれてありがとう。」

「いいえ~。どういたしまして。」

奏太クンに感謝された!!所で俊吾が戻ってきた。



「お昼ご飯、冷し中華にしたいんだけど、奏太クン大丈夫?」

お母さんが冷蔵庫をあさりながら聞いてきた。
この前も食べたら大丈夫だったから、大丈夫なはず。

「大丈夫。手伝うよ。」


奏太クンを俊吾とお父さんに任せてご飯の準備に取り掛かった。