「よかったな、結婚認められて。」

「う、んっ。ち、ちょっ、あっ。 いつもの、俊吾じゃ、無いょ。」

私の部屋に入ってすぐ、俊吾の手が服の中に入ってきた。
このままじゃ、ベッドに押し倒される……

「…わりぃ。結婚認められたのが嬉しくて。」


「ってか大丈夫?途中で止めちゃったけど。」

「やべぇな。分かるか?」

「分かんないけど、男の人って途中で止めるの辛くない?」

「なら、最後までヤってもいいのか?」

ヤバい。口が滑った。

「夜なら…それより荷物纏めよう。」


大分時間をロスしちゃった。

「大きい物は後からでもいいよな。」

「うん。」

段ボール3箱分、ぎゅうぎゅうに詰めた。