いつもと同じ



谷君が自転車をおして



わたしが隣を歩く



谷君はクラスの友達のことを話してた



でもわたしは

谷君の話に相槌を打つ以上のことはできなかった



わたしは

自分の気持ちを

谷君とどう話したらいいか

そればかり考えていた



ごめん

谷君