夕陽が沈むのを見ながら

わたし達は手をつないで歩いた



ゆっくり



どちらともなく

できるだけ

一緒にいる時間を長くしようと



ゆっくり



ゆっくり



わたしは知らず知らず

祈っていたんだ



あの夕陽が

まだ沈まないように



どうかゆっくり

沈むように