まぶたの裏には

谷君の笑顔が焼き付いてる



耳の奥には

わたしを呼ぶ

照れくさそうな谷君の声



ねぇ



本当に



終わっちゃうの?



谷君

あやまってくれたよ?



まだ

分かり合える余地は

あるんじゃないの?



今度は

わたしが

歩み寄る番なんじゃないの?



このままで

いいの?