「自分でもバカだと思ってるんだけどさ…

何かに縛られるのが嫌で嫌で仕方なくて

反抗せずにはいられなくなっちゃったんだ。

嫌がられることばっかやってた。

だからずーっと1人」



そうだったんだ…



自分で1人を望んでいたわけではなくて

そうならざるを得なかったんだ…



淋しかった…よね



いくら谷君が強くても

1人は淋しかったでしょう?



「だから潤との出会いは衝撃的だったな?。

妙に大人っぽくて、それでいて大人を信じてない。

正直、最初はかなり戸惑ったね。

あんな変なヤツ始めて会った」



ははっ…と笑う谷君



そっか



最初に谷君を救ったのは

潤だったんだね