「じゃあどきどきさせればいいんだろ？」

結崎がニヤッと笑う。

な、なんだよその顔。

身の危険を感じて一歩下がる。

でもどんどん結崎は近付いてきて私を見下ろす。

「覚悟しろよ？」

覚悟って何をですかー！！
「お前をドキドキさせてやるよ。」

そっと私を抱き締めてキスをする。

さっきとは違う優しいキス。

ってドキドキさせるってやっぱりキスかよ！

お前の頭の中はそれだけかよ！！

抵抗してみるけどやっぱり結崎の力には適わなくてされるがまま。

や、やばい‥‥気持ちいいかも…。