その後世間話をして理事長室を出た。

｢で、誰なのその相手。｣

美姫サン顔が怖いよ。

正直に屋上の事を美姫に話した。

｢ふ〜ん。初キスおめでとう。｣

いやいや!そこは違うでしょ!!

｢それよりなんで結崎がこの学校にいるのよ!｣

｢ここの生徒だからよ。蘭華知らなかったの?｣

｢知らないよ!だって一回しか会ったことないし。｣

｢それはめんどくさいって言って黒双会との集まりに行かないからよ。毎回行かされる私の身も考えてよ。｣

う゛それを言われると何も言い返せない。

だってめんどくさいじゃん。

私は舞華蘭のことだけしか考えたくないし、黒双会に興味ないもん。