「杷琉、約束、しよう。」 二人で並んでイルミネーションを見ていると、突然柊くんが口を開いた。 「約束…?…私、待つのはもうごめんだからね?」 私が言うと、柊くんは苦笑い。 「ごめんって…。でも、今度の約束はちょっと違うんだな。」 得意そうに笑って柊くんは『約束』を言った。