「杷琉…俺、杷琉が好…」




「言わないで…。」





「杷琉…」





「それ以上言われると…柊くんと離れられなくなる…。」




残酷な神様…







雪なんか、降らなければよかったのに…。
そうすれば…





柊くんとの想い出は、雪のように儚いままで消えてゆくのに…───