「…はぁ。」
それに気付いた柊くんは深い溜息をついた。







柊くんの手が…
透けている。










「柊くん…消えちゃうの…?」



私は柊くんにしがみついた。








「ヤダよ!なんで離れなきゃいけないの!?私…一年間ずっと待ってたんだよ…?」







「杷琉…。」