「ッごめん…。」






「ごめんな、杷琉。」

寂しそうに呟いた柊くん。








私は何も答えられないまま…





ポタリ…
手に温かいものがこぼれ落ちた。








「杷琉…」
柊くんが私の頬を撫でる。
…その手はすごく冷たくて。