「きゃーッ!!」 私に次々と襲い掛かる雪玉。 私は雪まみれになった。 「柊くんのばかぁ!!冷たいじゃん!」 「先に雪合戦しようって言ったの杷琉じゃん?」 雪合戦するうちに、どんどん素の自分が出ていく。 やっぱり柊くんは…、 私にとって特別な存在だ…───。