「…あ!」 いじけている間に、私の肩に雪が積もっちゃったんだ…。 二つあるベンチのうち、左側のベンチに男の子は座った。 「えと…ありがとうございました。」 なんて言っていいか分かんなくて、とりあえずお礼を言った。