ついに、時間がきた
「ねーやっぱ帰りたいよー」
「だいじょーぶだって☆いくよー」
私と、みーこと、あんまり話した事ないクラスのギャル風な子が二人。
私なんか、一番目立たないような服。
化粧だって全くしてないし…
大丈夫かな??
みーこの手をがっしりとつかんでお店に入ってみると
洋楽系の音楽が流れているお洒落なお店。
こんな店来たことないよ…
「あーこっちこっち!!」
楽しそうな笑い声の中から聞こえる声。
…ついに………。
実は、合コンは初めてだったりする。
今までは頑なに断り続けてきてたから。
「あ…」
ひとつひとつ個別の部屋みたいになってて、
ある部屋ののれんをあげると、そこには今朝の男の人がいた。
「あの人、今朝の人だよね?」」
みーこも気づいたみたいで、私にこっそり話しかけてきた。
相手は、その今朝の人二人に
その二人を遙かに超えるギャル系の人と
この三人の中では一番おとなしそうな、
美形の人4人がいた。