「ちょっ…やっ…!!」



 
   保健室に行くと、


 先輩の一人があたしの 

  ブレザーを脱がした。



「興奮するー(笑)」



「馬鹿かって(笑)

 早いとこヤっちゃおーぜー♪」



   
  漫画の世界だったら、
 ここで、助けが現れる。



  そんな事を考えながら
 ほとんど放心状態で
   先輩達の手を受け入れていた。





  ドンドンッ!!



「あ?」




「おいっ!!奈瑠!?
 いるんだろ!おい!!!」




   
「…………リュウ―――??」






  その声は、
 あの、リュウの声だった。