「えー何さぼりー?」



「ちがいますっ…」



「まっそんなのどーでもいいけどー♪

 ね、ね♪

 今から俺らとあそぼーよ」





  肩にまわされた手。



 こういう軽い所が、


  先輩の苦手なところ。




「離してくださいっ…!」




「やーだ★いこいこー」






   やだっ…



  いや…っ――――!!







  こういう想いも、



  全部口に出せないまま




   結局、先輩に保健室に連れて行かれた。