「リュウーさっきそこでめっちゃ可愛い子見つけちゃった☆」




     通学途中、笑顔で俺に話しかけてきたのは、

    中学の時から仲がよかったダチの銀河<ギンガ>。



「まじで??どんぐらい可愛い??」




「んー…言葉じゃ言いあらせないくらいっ!!」




「うわっwやべーwwえ、どこどこ??」






「多分ー…あ、あの子っ!!!」











     これが、俺と奈瑠との出会いだった。