次の日。
「愛美おはよー♪新しい友達できるかな?」

「どーだろーみんな知らない人だからなー」

そんな他愛もない話をしていると学校についた。

教室に入ると永川くんが机の上に座って女の子と話していた。

『いいなーあの子たち…』
―キーンコーンカーンコーン―

チャイムと同時に女の先生が入ってきた。
これが2組の担任の森 絵理子先生。

30代前半でメガネをかけている。楽しいクラスになりそうだな

学活が終わると愛美が私の席にきた。

「愛美ー!永川くんかっこよくない!?実は、昨日の朝ぶつかっちゃったの☆やばいよねー」

「えーどこが?それより西くんの方がかっこよくない?」

「西くんねー。そーいえば西くんも永川くんもあの女の子たちとよく話してるよねー」

「その子たちに話しかけてみよーよ!!」

「いいよー。行こいこっ」