12月15日…─





寒い寒い冬の夜







紗枝は天国へと旅立った












俺は泣き喚いた

泣き崩れて、声が枯れるくらい
紗枝の名前を呼んだ





また…『なぁに光っ』

そう言って起き上がりそうな気がして。