「光くん!そこを動かないでくれ!いまから行くから!」 「動かないも何も。紗枝が来るまで待ってますから」 「光くん落ち着いて!…プチッ」 一方的に切られた 機械音が虚しく耳に残る。 「どーせドッキリかなんかだろ。」 俺は紗枝にメールを打った 『早く来いよ(^-^)おまえのドッキリなんかバレバレなんだよバーカ☆』 送信するとき、なぜか胸が苦しくなって…涙が溢れた