あたしがたちあがったとき
男の一人が

『ちゆほちゃんおらんなると男ばっかりでむさいやん。もうちょっとだけいいやん!』

あたしの服のすそをにぎりながらいってきた

「でも、あたし門限が…」

とっさに嘘をついてしまった。
門限なんてないのに