「私達…高校生だし、どんどん大人になってくでしょ?大人になったら、みんな仕事とかで忙しくなって会えなくなっちゃうから………」


「あっ…」


ツバサはまだ進路や仕事、将来の夢なんて考えていなかった。


現実を知ったツバサはなんだか寂しい気持ちになった。


「だぁぁぁぁ!そんな暗い話やめるために海来たんだろ!?将来なんてその時決めればいい!!!今オレ達がする事は…このメンバーで思い出を作る事!!!!!」


ツカサの一言でみんなが笑顔になった。


「そうだね!はい!!アイリはピンク。ツカサは緑。ケイは赤。ツバサは水色。私はオレンジのクリスタルね!」


ハルナはみんなの手にクリスタルを乗せた。


「そうだ!明日も遊ばない?ココに10時集合で!」


「いいな決定!じゃあ明日な!」

みんな明日からの夏休みを楽しみにしてた。