『この街を出て行く…』
「…は?なっ何言ってんだよ……冗談だろ?」
ツバサが笑いながらたずねた。しかしケイの顔色は変わらなかった…。
「…っ!何で黙ってたんだよ!!!『出て行く』って……アイリ達はどうすんだよ!?」
ツバサはケイの肩を掴みながら叫んだ。
「……………」
「なんとか言えよ!」
ツバサがもう一度叫ぶとさっきまで悲しそうな顔をしていたケイが少し笑って、
「冗談だよ。何ムキになってんだよ。そんなんだからお前はいつまでも子供なんだよ」
そう言ってツバサの頭を強く撫でた。
そのせいでツバサの髪が乱れた。
「!?なんだよ今度は!?」
「お前のお子様度を計ったんだよ。まぁ予想通りだったな」
ケイはツバサの頭から手を離すと、もう一度笑った。すると遠くでハルナがツバサとケイを呼んでいた。
「いいものあげる!ジャアーン!!!」
ハルナが手に持っていたのは赤、オレンジ、ピンク、水色、緑色をした小さな水晶玉のようなものだった。
「なんだコレ?石?」
ツカサがハルナにたずねる。
「実はね!コレアイリと作ったの♪結構有名なんだけどな~。『ハブ・ア・クリスタル』っていったら分かる?」
ハルナが胸を張って言った。
「あ!知ってる。それって『大切なやつにあげると、どんな事があっても必ず巡り逢える』って噂の…」
「でもさ!オレ達離れ離れになってねぇし…」
ツカサがクリスタルを見ながら言う。
「…は?なっ何言ってんだよ……冗談だろ?」
ツバサが笑いながらたずねた。しかしケイの顔色は変わらなかった…。
「…っ!何で黙ってたんだよ!!!『出て行く』って……アイリ達はどうすんだよ!?」
ツバサはケイの肩を掴みながら叫んだ。
「……………」
「なんとか言えよ!」
ツバサがもう一度叫ぶとさっきまで悲しそうな顔をしていたケイが少し笑って、
「冗談だよ。何ムキになってんだよ。そんなんだからお前はいつまでも子供なんだよ」
そう言ってツバサの頭を強く撫でた。
そのせいでツバサの髪が乱れた。
「!?なんだよ今度は!?」
「お前のお子様度を計ったんだよ。まぁ予想通りだったな」
ケイはツバサの頭から手を離すと、もう一度笑った。すると遠くでハルナがツバサとケイを呼んでいた。
「いいものあげる!ジャアーン!!!」
ハルナが手に持っていたのは赤、オレンジ、ピンク、水色、緑色をした小さな水晶玉のようなものだった。
「なんだコレ?石?」
ツカサがハルナにたずねる。
「実はね!コレアイリと作ったの♪結構有名なんだけどな~。『ハブ・ア・クリスタル』っていったら分かる?」
ハルナが胸を張って言った。
「あ!知ってる。それって『大切なやつにあげると、どんな事があっても必ず巡り逢える』って噂の…」
「でもさ!オレ達離れ離れになってねぇし…」
ツカサがクリスタルを見ながら言う。