「カツッ…カツッ…カツッ、カツッ…」

ジョーは左側から、冴子は右側からと互いに中央へと一列ずつ歩き出した。

…すると…

「カチッ…」

「!!!」

どこからともなくロックの外れる音が聞こえてきた。

そして…

「ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…」

「な、何!?この地震は??キャッ!」