『AM10:25~地下1階隠し部屋~』

「…コツコツコツ…」

「…!!」

(…誰かが入ったような形跡が…)

ジョーは隠し部屋を見渡しながら昨日自分たちが入った時と何処か違うような違和感を感じていた。

「…ペリッ。」

(…この写真…)

ジョーは壁一面に貼られた写真の中の一枚を手に取り見つめた。