「……」

「…黙ってないで、なんとか言ってよ…」

冴子は俯きながら呟き静かにジョーの部屋をあとにした。

(…ゴメン、冴子…ただ、許せないんだ…このオレのプライドや大事なモノ達がズタズタにされてしまってるから…それにしても…今回ばかりは一筋縄では行きそうにないな…)

ジョーは1人、日が暮れるまでベッドに横たわった。色々なコトを想いながら…